12年間ダメ社員から9兆円を売り上げたヒット商品作りの極意とは

和田徹さんの講演会に行ってきました

 

麒麟ビールで「キリンフリー」や「氷結」「淡麗<生>」とかを作ったヒットメイカーの方で、

手掛けたヒット商品の販売数はおよそ600億缶、売上高は9兆円ととんでもない方なんですけど

 

 

こんな方です。

 

 

 

この方の講演会に参加してきました。書籍も出しているので興味があればぜひ。

ちなみに僕は講演会参加後に速攻この本ポチりました。

 

 

 

 

 

今回参加した講演会の内容は「売れるヒット商品の作り方」という話でして、和田さんはある考え方をもとにヒット商品を意図的に作っているそうなんです。

 

 

今回はその「ある考え方」について話していこうと思って記事を書いています。まあ、商品作りにおいては必須になるなというものでして理解して商品を作っていれば確実に売れるようになります。

 

 

 

実は和田さんは元々は12年間ダメ社員をされていて、作った商品も鳴かず飛ばず。意外ですが結構ボロボロだったらしいです。そんな状態から前田仁さんという同じキリンに勤める上司の方に出会ってからこの考え方を持ち、そこから累計9兆円売上の商品を作るようなヒットメーカーになったそうです。

 

 

 

 

その「ある考え方」というのが

「こんな未来になったらいいなと考えること」

 

抽象的なので、詳しく解説します。

 

 

 

和田さんが作ったヒット商品の一つに、「キリンフリー」というノンアルコールビールがあります。

 

今ではコンビニやスーパーに行けばどこにでもあるノンアルコールビールですが、その文化を作ったのがこの「キリンフリー」なのです。それまでは「アルコール0.0%」という商品はなくて、そもそも市場が存在していなかったんですね。

 

 

 

 

ビール会社がアルコールがほぼ入っていないお酒を作る。なんだか不思議な話ですが、どうやってこの「ノンアルコールビール」という商品を作ったのか?

 

この商品のきっかけは、福岡の飲酒運転の交通事故がきっかけになったそうです。ドライバーの父親がお酒を飲み、妻子を乗せた車が事故を起こして、一家全員が死亡した悲惨な交通事故です。さらに当時は飲酒による交通事故が多く、2007年には道路交通法の改正によって飲酒運転の厳罰化も進みました。

 

 

 

 

 

この時に和田さんは「飲酒運転をなくしたい」という想いからこの商品を作ったそうです。

「飲酒運転の悲惨な事故をなくしたい」
「でもビールは楽しんでもらいたい」

そこで思いついたのが、「アルコール0%のビール」です。飲んでも運転をすることができるし、F!のレース中にピットインした際にガッとビールを飲んでまた走り出せる、そんな商品を作りたいって思ったそうなんです。

 

 

 

 

これが和田さんが話していた商品の作り方です。「こんな未来になったらいいな」「そのためにはこんな商品があったらいいんじゃないか?」という感じで新しい市場も生み出したというわけなんです。

 

 

僕も商品を作る時にお客さんが、こんな風になったらいいのになという視点から商品の構想を考えています。つまりお客さんの未来を想像しているわけなんですけど、その未来を現実にするために何が必要か考え、まとめたものが商品になるって感じです。

 

 

でも一番最初はお客さんはいなかったので、自分が欲しいものを商品にしていました。

 

 

 

 

僕はもともと人見知りで、人と話すのがかなり苦手なタイプでした。それってのは人の気持ちを考えない人間だったんですね。ビジネスってそもそもお客さんの悩み解決が大前提なので、人の気持ちを理解できない人は悩みを知ることもできないので、ビジネスを始めたばかりの頃は、商品を出しても売れない、ブログを書いても読まれないってことが続いていました。

 

どうやったらお客さんの悩みを理解して、解決することができるのか?そのためには僕には何が必要なのか?をめっちゃ考えました。

 

 

 

 

これって今だったらよくわかるんですが、いくら自分で考えたって答えなんて出てこなくて、お客さんの悩みなんてお客さんにしかわからないわけなんで。そこで思いついたのが他人の商品の紹介でした。

まだ自分の知識も何もないので、商品を作ることはできなかったので、お客さんは何を求めいてるのか?を他人の商品を紹介して、売ってみるという経験を積むことにしたんですね。それが紹介、アフィリエイトという手法です。

 

 

 

これしかない!!って息巻いてペタペタとリンクを貼ったツイートをしまくりました。けど全く売れない。でも同じことをしていても売れている人がいる。僕とこの人とでは何が違うのか?売るためには何が必要なのか?

 

 

 

 

伝える順番が違うのか?言葉が刺さっていない?何を言われる人間は欲しくなるのか?

そんなことを考えまくっている時に見つけたのが「セールス」という売るための技術でした。これ学んでからはアフィリエイトで7日間で11万円とか稼げてしまってビビりましたね。

その経験をまとめたものが僕の初めてのセールス教材でした。

 

 

 

 

商品が売れないとか、コミュニケーションが苦手とか、他人が何に悩んているのかを理解できないってのは全て人間の心理を学ぶことで解決できるようになったんですね。

だから僕の最初のセールス教材は一番欲しかったのは、僕自身なんですね。

 

 

 

という感じで作っていましたが、僕と同じ悩みを持っている人は意外と多くて、手に取ってくれる人も増えた感じです。

自分自身こうなったらいいなとか、お客さんがこうなったらいいなという感じで、常に未来を想像しています。その未来を叶えられないってのが悩みになるので、未来を叶えるためには何が必要かをまとめて教えてあげるって感覚で商品を作っています。

 

 

結論としてまとめると、売れよう稼ごうと商品を作るなということ。

和田さんもヒット商品を作ろうと思っているわけではなくて、こんな未来になったらいいなから着想を得ているわけです。この考え方は売れている人に共通していると感じていますし、めちゃくちゃ大事なので共有しました。

 

 

2023年の6月に第二回目の講演会もあるので、参加したらまた記事を書いていきますね。

それでは。

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

エジソン

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